シリコーン工業会

シリコーンとは

シリコーン(Silicone)は、ケイ素と酸素からなるシロキサン結合(≡Si-O-Si≡)を骨格とし、そのケイ素(Si)にメチル基(-CH3)を主体とする有機基が結合したポリマーの総称で天然には存在しません。
シリコ−ンは無機質のシロキサン結合と有機基との結び付きにより、炭素-炭素結合を持つ有機化合物やポリマーと比較し、無機と有機の特性をあわせ持った高機能ポリマ−化合物です。
形状はオイル、エマルジョン、レジン、ワニス、ゴムおよびパウダーなどと極めて多様で、用途も多岐にわたり、いろいろな分野で 利用されています。
一方、シリコンは半導体や太陽電池に用いられる、原料のケイ石を還元、精製してケイ素の純度を高めたもので暗灰色をした金属で、シリコ−ンとは異なる材料です。また、英語ではシリコンは”Silicon”で、シリコ−ンは”Silicone”と最後にeがつきます。

@耐熱・耐寒性A耐候性B電気絶縁性C化学的安定性D撥水性E消泡性F離型性
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FAQ

シリコン (Silicon) とシリコーン(Silicone)について
シリコーン樹脂とシリコーンゴムについて
シリコーンの製法について
シリコーンゴムについて
調理用シリコーンゴムの特徴について


シリコン (Silicon) とシリコーン(Silicone)について

シリコンは、ケイ素のことです。岩石や土壌の主成分として自然界に存在し、地球上で酸素に次いで多く存在します。通常、酸素との化合物、二酸化ケイ素(シリカ)の形で存在します。シリカは砂の主成分で、石英(水晶)はシリカでできています。ケイ素はケイ素樹脂の原料となっています。半導体材料に使われるシリコンは、原料の珪石を還元、精留させて、ケイ素の純度を高めたもので、暗灰色をした金属です。
シリコーンは、ケイ素樹脂のことです。ケイ素を含む有機化合物の総称で、天然には存在しません。シリコーンは、油状、ゴム状、樹脂状などの物理的形状のものがあり、潤滑油、接着剤、シーラント、コーティング材などさまざまな用途に使われています。シリコーンは、混合物あるいは単体の形で製品として利用されています。シリコーンやその混合物はそれぞれ独自の特質や用途、メリットを持っています。シリコーンの安全性については、長年にわたって詳細な研究が行われています。


シリコーン樹脂とシリコーンゴムについて

シリコーン樹脂は、シリコーンレジンを意味します。シリコーン樹脂がシリコーンオイル、シリコーンゴム、シリコーンレジンの総称として使われることがありますが、総称としてはシリコーンが適切です。
シリコーンゴムは、室温でゴム弾性を有するエラストマーです。市販のシリコーン製キッチン用品などはシリコーンゴム製品であり、食品衛生法では「ゴム」に分類されます。


シリコーンの製法について

金属ケイ素とメチルクロライドに代表されるハロゲン化アルキルとの反応により、アルキルシラン類が合成できます。得られたシラン化合物のなかで、シリコーン製品の原料として最も利用価値のあるジメチルジクロロシランを加水分解して、ケイ素と酸素からなるシロキサン結合を有するシリコーンポリマーが得られます。代表的なシリコーンポリマーは、ケイ素にメチル基を主体とした有機基が結合したジメチルポリシロキサンが挙げられます。


シリコーンゴムについて

生ゴム状の高重合度ジメチルポリシロキサンと補強材として微粉末シリカとを基本成分として、各種添加剤を配合してシリコーンゴムコンパウンドが得られます。このコンパウンドに有機過酸化物や触媒などの加硫剤を使用時に添加して加熱硬化すると、シリコーンゴムが得られます。


調理用シリコーンゴムの特徴について

耐寒性に優れていることから、−40℃の冷凍庫や冷蔵庫に保管しても硬くならず、割れることもありません。このように、ゴムの特性が維持されるため、内容物の容器からの出し入れなどが容易な材料です。また、一般の有機系ゴムと比べると耐熱性にも優れ、シリコーンゴムの処方や使用条件によって異なりますが、一般には約260℃までの高温で使用可能な材料です。さらに離型性にすぐれることから、食材などがくっつきにくく、調理時の取り扱いが容易な材料でもあります。


シリコーン工業会
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